2010年2月21日日曜日

『デッドライン - ソフト開発を成功に導く101の法則』

今回紹介する本は、こちら。

トム・デマルコ『デッドライン - ソフト開発を成功に導く101の法則』伊豆原 弓 訳, 日経BP社, 1999年
A5判, 310頁



この本は、プロジェクト管理を題材とした小説です。
次々と起こる、プロジェクト管理にまつわる難題をクリアし、その経験から得られたものを金言として語っていくストーリーとなっています。

金言は、簡潔でありながら深い意味を持っています。しかし、この本を読んですぐプロジェクト管理ができるようなものではなく、また、そのような目的のものでもありません。
細かな解説はないので、その一つ一つについて、深く考える機会を与えてくれます。
とりわけ、プロジェクトメンバーに対するプレッシャーが及ぼす影響については、深く考えさせられます。
直感的には、多少のプレッシャーであれば、いくらかの生産性向上があると思ってしまうところですが、実際には、ほとんど効果がなく、その理由として「プレッシャーを掛けられても、思考は早くならない」という、言われてみれば至極当然の事に、目から鱗が落ちました。

2009年12月24日木曜日

『本を読む本』

今回紹介する本は、こちら。

M.J.アドラー、C.V.ドーレン 『本を読む本』 外山滋比古、槇 未知子 訳, 講談社学術文庫, 1997年
A6 判(文庫本)  265 頁






この本は、タイトルの通り、ずばり「本を読むためのノウハウ」が詰まっています。よく読書をする方も、そうでない方も読んでおいて損はない本です。

内容は、「読書の意味」からはじまり、「段階的な読書方法」などを、事細かに解説してあります。

「読書の意味」では、読書時の心構えなど。「段階的な読書方法」では、初級読書、点検読書、分析読書、シントピカル読書などがあり、それぞれの段階での、目的と読書方法を解説しています。対象とするジャンルは様々で、学術書や、小説、戯曲、詩、辞書に至るまで、幅広く解説されています。

2009年12月15日火曜日

『人月の神話 新装版 - 狼人間を撃つ銀の弾はない』

フレデリック・P・ブルックス, Jr.
『人月の神話 新装版 - 狼人間を撃つ銀の弾はない』
滝沢 徹・牧野祐子・富澤 昇 訳, ピアソン・エデュケーション, 2005 年
A5 判  335 頁(目次含む)





最初にご紹介するのは、なんといってもこの本です。
この本は、ソフトウェア開発に携わる開発者から経営者、発注者まで幅広く読んで欲しいと思います。そして、実務経験が数年ある頃が、この本を読んでいて最も楽しい時期かもしれません。

初版は、1970 年代に出版され、その後絶版となっていましたが、2002 年に増訂版として復刻しました。
内容は、ソフトウェア開発に関連する様々なことに焦点を当て、そこで起きた事象や問題点、回避方法などを定量的、定性的に解説しています。
つまり、ソフトウェア開発という中の、そこかしこに掘られている落とし穴を、指摘してくれているのです。
ソフトウェア開発に携わっている人であれば、いくつか思い当たることがあるはずです。

2009年12月14日月曜日

アフィリエイトの実験について

そもそも、なぜアフィリエイトなのか?ということですが、収入になるというのも重要な要素です。
しかしながら、 私にとってそれは、たなぼたなのです。
私が望むことは、私のお気に入りを広く紹介し、それが他の人のお気に入りになってくれることです。
元々この手の広告手法は、売り手が売りたい物を、受け手の都合をお構いなしに、押し付ける方法でしかありませんでした。

アフィリエイト

最初の実験は、Amazon アソシエイトの導入です。

このブログでは、私が実際に購入したものや、気になることについて紹介していきます。

紹介する対象は、本であったり、コンピュータ関連であったりと色々です。

このブログについて

このブログは、いろいろな意味で実験用です。
何を実験するかは・・・お楽しみです。